
コラム
膝が痛いのはなぜ?原因は足首と股関節??

ソイ「ねえソワちゃん。膝が痛いんだけどさ、病院は別のことで通ってて、なんだか言いそびれちゃうんだよね。そのうちおさまるかなあ。」
ソワ「ほかのことで通ってると、膝の話まで行かないことあるよね。でもね、膝って犠牲者になってることがあるんだ。今日はそのへんを一緒に見てみよっか。」
膝の痛みには、膝そのものではなく、足首と股関節の動きの悪さが関わっていることがあります。膝はもともと、曲げると伸ばすことしかできない関節です。その下と上が動かなくなると、動かない分を膝が引き受けます。整体院 Soi(ソイ)では、膝は犠牲者になっているのかもしれない、という見方をしています。
なお、転んだ、ひねった、強くぶつけたといった、はっきりしたけがのあとの痛みは、この記事の話とは別になります。
まず、その場で確かめてみてください
Soi(ソイ)で、膝の痛みを伺うときに聞いていることです。3つあります。座ったままでできます。
- 痛むのは、お皿からみてどのあたりですか。お皿より上か、下か。内側か、外側か。「膝が痛い」といっても、指す場所は人によってずいぶん違います
- どの動きで痛みますか。しゃがむときか、立ち上がるときか。それとも、なにもしなくても痛いか
- いつからですか。思い当たる動きはありましたか。思い出せなくても構いません。思い出せない方のほうが多いです
もうひとつ、ご自分で確かめられることがあります。膝をまっすぐ伸ばして、太ももの力を抜いてください。お皿のふちに指をあてて、上下・左右にそっと動かしてみます。強く押さないでください。動きにくい感じはありませんか。左右で違いはありませんか。
膝は、下と上の都合を引き受けている
膝は、曲げると伸ばす。本来それしかできない関節です。
ところが、引き受ける役目が回ってくると、本来しないはずの動きが出ます。ねじれる。横に動く。できてはいけない動きが、できるようになる。ここから痛みにつながることがあります。
建て付けの悪くなった戸を思い浮かべてみてください。丁番がゆるむと、開け閉め以外の方向にもガタガタ動くようになります。動く範囲が増えたから良くなった、とは誰も思いません。そこから壊れていきます。
膝にその役目を回しているのは、膝そのものではありません。下にある足首と、上にある太ももの付け根です。足首が硬ければ、しゃがむときに膝が内側へ入ります。付け根が回らなければ、体の向きを変えるときに膝がねじれます。膝は、下と上の都合を引き受けているだけです。
立ったりしゃがんだりを、くり返す方に多い形
立ったまま膝を曲げ伸ばしする動きを、一日に何度もくり返す。この動きが続くと、太ももの前側が使われすぎます。
太ももの前側は、お皿につながっています。張った状態が続くと、お皿が上に引かれたままになり、動きに制限がかかります。お皿は、膝が曲がるときに滑って動く必要があるものです。そこが動かないまま曲げ伸ばしをくり返せば、負担はほかへ回ります。
弘前では、りんごの作業でこの形になっている方によくお会いします。脚立を一日に何度も上り下りする。
りんご作業に限りません。階段や段差が多い職場、しゃがむ姿勢の多い畑仕事。同じ形になります。
病院に通っていても、膝の話は後回し
ほかのことで通院していると、診察の時間は、そちらの話で終わります。膝は後回しになります。
我慢できてしまうのも理由のひとつです。じっとしていれば痛くない。だから、わざわざ言うほどでもない気がしてくる。
ただ、次のことがあるときは、後回しにしないでください。通っている先生に、膝のことも話してみてください。
- じっとしていても強い痛みが続く
- 膝が腫れている、さわると熱い(熱も出ているときは、なおさら早めに)
- 膝が最後まで伸びない、あるいは急に力が抜けて崩れる
- 転んだあと、ぶつけたあとから痛みが出た
これらは、体の使い方の話とは別のところにある可能性があります。
膝が痛い人は、まだ途中にいる
腰について書いたときに、腰は最後の砦だとお伝えしました。下からのずれも、上からのずれも、最後は腰でつじつまが合わされます。
膝は、その手前にいます。足首から上がってきたものと、太ももの付け根から下りてきたものを、いったん引き受けている段階です。膝が痛いということは、まだ途中だということでもあります。
順番の話です。足首、膝、腰。上に行くほど、かかわる場所が増えて、ほどくのに時間がかかります。
では何をすればいいか。方向だけなら書けます。足首を回す。太ももの付け根を動かす。膝そのものではなく、その下と上です。
ただ、どれをどれだけやるかは、ここでははっきりと書けません。痛む場所によって変わるからです。お皿の上が痛む方と、内側が痛む方とでは、動かす場所が違うことがあります。Soi(ソイ)で一人ずつお伝えしているのは、そのためです。
そして、膝がかばっている側は痛みません。痛くないので、心当たりにも入りません。つらい場所と、引っぱっている場所が違うのは、膝でも同じです。
ソイ「膝が痛いのに、見るのは足首と付け根なんだ…。ぜんぜん想像してなかったなあ。」
ソワ「ふふ、そうなの。膝はね、犠牲者なんだ。下と上が動かない分を、まんなかで引き受けてる。それとね——膝で済んでいるうちは、まだ手前なんだよ。弘前市で膝のことが気になっているなら、一度 Soi(ソイ)の施術を受けてみて🌿」
あわせて読みたい:
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効果や治癒を保証するものではありません。効果には個人差があります。症状が強い場合や長引く場合は、医療機関にご相談ください。