
コラム
肩こりは肩だけが原因じゃない。引っぱっているのは?

ソイ「パソコンを閉じたあと、肩の後ろがずーんと重いんだ。つい自分で揉んじゃうんだけど、次の日にはまた重くなってるんだよね…。」
ソワ「ふふ、重いところって、つい手が行っちゃうよね。でもね、重さを感じる場所と、重さのもとがある場所は、いつも同じとはかぎらないの。今日は、肩の重さを、腕のほうから見てみよっか。」
デスクワークやスマホで重くなる肩の後ろは、こっている場所であると同時に、引っぱられている側でもあります。胸の前側が縮むと、腕ごと前へ引かれ、背中側は伸ばされたまま支え続けることになります。
手の甲が前を向く人は、腕ごと内側へねじれている
まず、立って確かめてみてください。鏡があると分かりやすいですが、なくてもできます。
- 力を抜いて、まっすぐ立ちます
- 腕は、体の横にだらんと下ろします
- そのまま、手の甲がどちらを向いているかを見ます
手の甲が、前を向いていませんか。
腕がまっすぐ下りていれば、手の甲はおおよそ横を向きます。前を向いているときは、腕が内側へねじれた形のまま下がっています。左右で向きがちがう方もいます。
マウスやキーボードを使う手も、スマホを持つ手も、手のひらが下や内側を向いた形です。この形で過ごす時間が長いと、前腕が内側へ返ったままの状態が、ふだんの形になっていきます。
手の甲の向きは、腕につながるラインのどこかが縮んでいる、という目印になります。
手の甲がしっかり横を向いていたなら、少なくとも腕の形には出ていない、ということです。引っぱられ方は、ほかにもあります。
手や腕のしびれが続いているときは、肩こりとは別のことが起きている場合があります。先に整形外科などの医療機関にご相談ください。
前側が縮むと、腕のラインごと前へ引かれていく
体の前側には、胸からわきの下を通り、腕の内側を抜けて手の先までつながる、膜と筋肉のラインがあります。体は網タイツのように膜でつながっているので、どこかが縮むと、ラインごと引かれます。
前かがみの姿勢が続くと、胸の前側が縮んだままになります。すると腕は、このラインごと前へ、内側へと引かれていきます。手の甲の向きにも、それが出てきます。
前が引けば、後ろは伸ばされます。肩甲骨の内側から首の付け根にかけての背中側は、伸ばされたまま、腕が前へ落ちていかないように支え続けることになります。伸ばされているのに、力は抜けていない状態です。
支え続けるうちに、背中側は疲れて、弱ってきます。弱ると、前へ引かれた形を押し返せなくなります。そうして、その形のまま固まっていきます。
わきの下と胸の前には、引く筋肉と、働けなくなっている筋肉がある
整体院 Soi(ソイ)では、手首のあたりをゆるめたあとに肩がすっと軽くなって、「え、なんで?」と驚かれることがあります(感じ方は人それぞれです)。肩から手首、指先までは、いくつものラインでつながっています。
施術していて固まっていることが多いのは、そのラインのうち、肩に近いところです。ひとつは、胸の前側にある小さな筋肉(小胸筋)。縮んだまま、肩を前へ引いています。
もうひとつは、わきの下から肋骨の側面に広がる筋肉(前鋸筋)です。こちらは、肩甲骨を肋骨に引きつけておく役目の筋肉です。この姿勢では、うまく働けなくなっていることが多い場所です。
手の甲がしっかり横を向いていた方も、ここは別の話です。腕の形に出ていなくても、前側で引いていることがあります。
肩の後ろを揉んで、その日は軽くなる。それをくり返している方は、引いている側に、まだ手が届いていないのかもしれません。
ソイ「ぼく、重いのは肩の後ろだから、後ろばっかり揉んでたなあ。わきの下なんて、自分でさわったこともなかった。」
ソワ「ふふ、そうだよね。わきの下や肋骨のあたりって、ふだん自分でさわらないところなの。だから固まっていても気づきにくいんだ。さわってみると、しっかり痛かったりするんだよ。後ろを揉んでも戻ってくるなら、前のほうも見てみようね。弘前市で肩こりが続いているなら、一度 Soi(ソイ)の施術を受けてみて🌿」
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※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効果や治癒を保証するものではありません。効果には個人差があります。症状が強い場合や長引く場合は、医療機関にご相談ください。